内容説明
旧日本軍が残した毒ガス問題で揺れる鹿島郡神栖町。1960年代からはじまる鹿島開発の中心地域として未曽有の変貌を遂げた町域と、その周辺地域の埋もれた「来歴」が、「記憶」の闇から今鮮やかによみがえる。
目次
序章 地域の自画像を形成するもの
第1章 新しい時代の到来と結社の設立
第2章 日清・日露の両大戦と青年層の反応
第3章 自由教育の波及と中等教育の開始
第4章 地域開発の幕開け
第5章 戦時下の神栖地域―基地と兵隊の村
第6章 戦後の神栖地域―開拓と基地化への動き
著者等紹介
菅谷務[スガヤツトム]
1950年、茨城県に生まれる。明治大学大学院博士課程政治経済学研究科修了、日本政治思想史専攻。現在、茨城大学非常勤講師、同大学五浦美術文化研究所客員所員
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