反捕鯨?―日本人に鯨を捕るなという人々(アメリカ人)

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784830944758
  • NDC分類 664.9
  • Cコード C3034

内容説明

アメリカ人から集めたデータを基に、「日本人に対する人種差別」、「他民族の文化を認めようとしない“文化帝国主義”」等の通説を科学的に分析。興味深い諸発見も記した(反捕鯨問題)現代史。

目次

第1章 アメリカ人による日本叩き:日本叩きとしての反捕鯨問題
第2章 反捕鯨意識を論ずる場合の社会科学的方法
第3章 日本人への人種・民族差別としてのアメリカ人による反捕鯨
第4章 反捕鯨意識についての「指標」をつくる:「説明されるべきもの」
第5章 反捕鯨意識についての「指標」をつくる:「説明するもの」
第6章 捕鯨反対を促す諸要因の関係:パス・モデルの試み
第7章 他の捕鯨民族による捕鯨に反対する場合と比べて、アメリカ人が日本人の捕鯨に反対する特別な理由はあるのか?
第8章 国際経営の観点から見た「反捕鯨についての文化帝国主義」の意味
第9章 鯨保護意識におけるアメリカ人の「経済的御都合主義」
第10章 極東ロシア人の場合はどうであったのか?
第11章 捕鯨国と反捕鯨国との文化的亀裂
第12章 結論

著者等紹介

丹野大[タンノダイ]
早稲田大学第一文学部卒業(1976年)。早稲田大学大学院後期課程単位取得退学(1984年)。その間、慶応義塾大学大学院においても科学哲学を学ぶ。1984年に渡米、Georgia Southern University社会学部助手およびThe University of Georgia人類学部助手を経た後、経済人類学において1993年に博士号(Ph.D.)を取得。1993年から1998年まではSalem‐Teikyo University(West Virginia州)の「The Department of Japanese Studies」においてAssistant Professorおよび学部長を務める。1998年に帰国し、以来、青森公立大学経営経済学部において勤務、「国際経営論」等も担当し現在に至る
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