市民社会と批判的公共性

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市民社会と批判的公共性

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784830944567
  • NDC分類 361.04
  • Cコード C3036

内容説明

不透明な現代社会の多面的相貌を解明し、「公共性」を指導原理とする社会問題解決に向けての道標を打ち立てる。理念・歴史・実証・理論からの多角的アプローチを試みる力作論文集。

目次

第1部 新たなる公共性に向けて(公共性の構造転換とアソシエーション革命;公共圏と市民社会―公共圏論の新たな展開 ほか)
第2部 メディアから見る現代社会(「ポストヒューマン」への道―近代合理性とデジタルな身体視覚;フレームを超える写真―エモーショナル・ネットワークの可能性 ほか)
第3部 コミュニケーション論の新展開(「見ること」の身体的社会的組織化―大人のいる場でのこども同士の争い;社会の零度―G.ジンメルの社交論とG.ベイトソンのダブル・バインド理論を手がかりに ほか)
第4部 意味と構造(「不平等」の経験―「平等‐不平等」問題への序論的アプローチ;「区別」と「統一体」と「自己準拠」―ルーマン理論における ほか)

著者等紹介

佐藤慶幸[サトウヨシユキ]
1933年岐阜県中津川市に生まれる。1956年早稲田大学第一文学部哲学科社会学専修卒業。1961年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程修了。1983年文学博士号取得。1959年早稲田大学文学部助手。1963年同専任講師。1966年同助教授。1971年同教授。1979年~1980年カリフォルニア大学バークレー校、ラトガース大学客員研究員。1999年ルンド大学(スウェーデン)客員研究員。2003年早稲田大学定年退職。早稲田大学名誉教授。早稲田社会学会会長をはじめ、組織学会理事を20年、社会・経済システム学会理事を16年、日本社会学会理事を12年、日本学史学会理事を4年と各種学会で長きにわたって理事を務め学会の発展に貢献する。また、生協総合研究所評議員、「21世紀生協理念・ビジョン提言・有識者フォーラム」のメンバーとして活躍、現在、生活クラブ生協神奈川顧問

那須寿[ナスヒサシ]
早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学(博士(文学)学位取得)。現、早稲田大学教授

大屋幸恵[オオヤユキエ]
早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学。現、武蔵大学社会学部助教授

菅原謙[スガワラケン]
早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学。現、早稲田大学第一文学部・武蔵大学社会学部・中央大学法学部非常勤講師
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