内容説明
長引く不況は、働く者に深刻な影響を及ぼした。加えて、最近の労働の場は多様化し、男性・女性の区別を超えて人びとに個々の仕事や姿勢を問い始めている。混迷する現代社会を生きる女性にとって、自己の可能性や選択肢を広げることは可能なのか。第一線の研究者たちが、それぞれの見地から女性の現状を引き出し、その可能性を追求する力編。
目次
第1章 序
第2章 平成不況下の女性労働
第3章 女性の労働と余暇
第4章 働く女性の職務満足とストレス
第5章 ライフスタイルと仕事
第6章 主婦の家庭内労働と評価
第7章 職業アイデンティティの形成―看護学生の場合
第8章 再就職のための職業訓練
著者等紹介
中川昌代[ナカガワマサヨ]
北海道深川市に生まれる。産能大学経営情報学部卒業。現在、道都大学短期大学部教授。著書・論文その他計10編
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