内容説明
類書のない実証的詳細な研究書!わが国の「消費者利益」、「消費者利益の侵害」に示唆するところ大きい、主に食品を中心としたスウェーデン消費経済の実態の考察と消費者政策を論述する詳細な著者10年の研究成果である。
目次
第1部 スウェーデンの消費経済―スウェーデン消費経済研究の根拠(スウェーデンにおける流通と消費の概要;スウェーデン流通政策の転換と中小小売業;スウェーデンのバイイング・グループICA(イーカ)発足の経緯と組織運営の特色
スウェーデン社会・経済環境の変容と消費生活協同組合(KF)の動向
スウェーデン食品流通における各種チェーンストア・グループの動向
北欧大規模小売業グループの事業協同―スウェーデン・デンマーク・ノルウェーの事例を中心に)
第2部 スウェーデンの消費者政策(スウェーデン消費者政策の概要―消費者オンブズマンを中心として;スウェーデン消費者政策成熟の経緯―先駆的事例から「製品安全法」施行(1989年)まで
スウェーデン消費者政策の新展開―「EC指令」の受容(1991年)から「製造物責任法」の施行(1993年)へ
EU加盟後のスウェーデン消費者政策
スウェーデンが示唆するもの―結語にかえて)
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