内容説明
今、最も重要なことは、地域への権限移譲や経済力の多極分散化だけではなく、地域が主体的になるということを前提に、地域の経営システムを構想していくことであろう。地域経済の発展を九州から問う。
目次
第1章 国際化における九州農業と地域開発―伊江村農業と地域開発
第2章 戦後日本と屋久島開発―電源開発・工業計画の展開を中心に
第3章 鉄鋼産業と地域戦略
第4章 テクノポリスの形成と展開―その歴史的性格
第5章 ソフトウェア産業の地方展開―鹿児島県ソフトウェア産業を事例として
第6章 リゾート・ビジネスと地域
第7章 政争の島の新聞事業―宮古島新聞発達史の一断面
第8章 地域発展と『国富論』