内容説明
市場経済の中から大量の経済活動を内部化することにより生じてきた企業が、如何にしてそれらの経済活動を最も効率的に調整・統合しうる制度となっていったか。著者独自の接近方法によって解明を試みる意欲的書。
目次
1部 管理と組織の経済分析(組織と市場;組織的調整と管理)
2部 個人的競争から組織的競争の時代へ(産業化の準備と開始;産業化社会の進行;科学的管理と企業理論の生成;科学的管理と人事管理の生成;もう一つの科学的管理と経営者管理学;科学的管理の発展とゴーイング・コンサーン論;株式会社論の生成と発展;管理と組織の理論;組織社会とアメリカ企業・経営学説)