感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハパナ
8
「経営行動」が組織内の人間に置ける合理性の限界について。「システムの科学」では人工システムに共通した特性について。そして本書では、「制約された合理性」の中で行われる1、個人の意思決定/2、遺伝的な進化モデルと重ね合わせた社会的・文化的な進化/3、公共政策などの社会的な意思決定について書かれています。とにかく日本語が難しく、内容的にも最早哲学の領域に入っているのではないかと思えてきました。利他主義を”強い””弱い”と2種に分け、”強い”を盲目的な物として、”弱い”を「啓蒙された利己心」と考える所が面白い。2016/09/23
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