出版社内容情報
《内容》 1人1人異なったニーズや状況を抱える要介助者をどのように理解し,効果的に援助していくかという視点から,対処に困る言動をとられた場合のコミュニケーションのとりかた,要介助者を支える社会資源の紹介および介護福祉士の専門性について解説した. 《目次》 第1章 対象者の特徴的な感情・言動・態度および対処方法(具体例・マニュアル・工夫) 1.攻撃的なことをいう人 2.何をやってあげても感謝せず,やって当然という態度をとる人 3.変化に対抗する人 4.施設の管理規則に不慣れな人 5.孤立化してしまう人 6.介護者の思い 7.コミュニケーション手段を「失った」人 8.入浴を嫌がる人 9.痴呆症状を持つ人 10.自己主張しない人第2章 役立つ社会資源の紹介 1.桃子さん A 家事の援助を受けるには B 病気への備えは普段から C 安全面の管理をするには D その他の日常生活 2.助丈さん A 入院療養の時期 B 家に帰るための準備 C 在宅生活を維持するために 3.薫さん 4.高太郎さん A 行政の対応 B 大家さんの対応 C 老人ホーム 5.文彦さん A 多様化する施設機能 B 在宅介護支援センター C 老齢年金 D 特別養護老人ホームの費用徴収 E ボランティア活動とは 6.まつさん A 介護教室 B 訪問看護 C その他 7.順次さん A 身体障害者手帳 B ハンディキャブ,移送業者 C タクシー券,ガソリン代 D 年金など E 身体障害者福祉法による施設 8.弘二さん A 難病医療 B 巡回入浴サービス C 車いす貸出制度 D 手当について E 養護学校 F 患者会(セルフヘルプグループ) 9.のぶさん A 在宅介護の維持をするために第3章 専門家としての特性・課題・決定権 1.スーパービジョン A サポート機能 B 教育機能 C 管理機能 2.チームワーク 3.倫理綱領 4.現場でみられる混乱 A 命令 B 拒否 C 怒り D 呼び捨て,ちゃんづけなど E 押しつけ付録索引あとがき
目次
第1章 対象者の特徴的な感情・言動・態度および対処方法
第2章 役立つ社会資源の紹介
第3章 専門家としての特性・課題・決定権