出版社内容情報
《内容》 原爆放射線の人体影響1992(B5判・386頁)の主な成果をより多くの人々に伝えるため,カラー図表を中心に,調査研究の結果をわかりやすく解説.医療関係者のみでなく,行政関係者,教育関係者,一般の方々にも一読を勧めたい.4色刷 《目次》 1.原子爆弾による災害 1.広島原子爆弾のエネルギー 2.物理的影響 3.広島原爆の推定死傷者数2.悪性腫瘍 1.悪性腫瘍と被曝線量との関係 2.悪性腫瘍の潜伏期 3.原爆被爆者白血病の特徴 4.原爆被爆者固型癌の特徴3.内分泌代謝疾患 1.甲状腺疾患 2.副甲状腺機能亢進症 3.糖尿病4.眼科的疾患 白内障5.皮膚疾患 ケロイド6.胎内被曝 1.重度精神遅滞の発生頻度 2.胎内被爆者の発癌リスク7.染色体異常 1.末梢血リンパ球 2.骨髄細胞8.突然変異 体細胞突然変異頻度調査9.放射線感受性 リンパ球の放射線感受性10.免疫能 1.末梢血リンパ球のPHA応答性とMLC反応性 2.末梢血Tリンパ球実数11.遺伝的影響 1.遺伝学的調査のまとめ 2.染色体調査 3.発癌率と死亡率 4.生化学調査(遺伝子突然変異率)12.その他 1.若年被爆者の成長と発達 2.良性腫瘍 3.寿命 4.肝障害 5.循環器疾患13.まとめ用語解説