内容説明
本書は、広汎な精神医学の領域について整理された知識を提供し、基礎的な関連諸科学についても記載。新しい発展への緒となること、臨床の実際に役立ちうること、などを目的とするものである。高度国際化の現状にあわせて、各論の記載は国際疾病分類に準拠した。また、実用上の便宜を考えて巻末に英・独・和ならびに独・英・和対照用語集をのせた。
目次
第1編 総論(概論;診察と診断;精神症候学;神経心理学;精神障害の原因、生物学、心理学に関する事項;精神医学における疾病概念と疾病分類)
第2編 各論(症状性を含む器質精神障害;精神作用物質使用による精神および行動の障害;統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害;気分障害(感情障害)
神経症、ストレス関連障害、心身症、人格障害
児童期、青年期の精神障害
精神遅滞)
第3編 治療と予防、その他(治療;精神保健;司法精神医学;病跡学)
著者等紹介
大月三郎[オオツキサブロウ]
岡山大学名誉教授、慈圭会精神医学研究所顧問
黒田重利[クロダシゲトシ]
岡山大学医学部教授
青木省三[アオキショウゾウ]
川崎医科大学教授
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