出版社内容情報
《内容》 厚労省の「健やか親子21」で2010年までに減少させるべき目標の1つとして掲げられた思春期やせ症について,その調査を行った研究班により書き下ろされた解説書.
目次
第1章 思春期やせ症とは(思春期やせ症とは;発生頻度と早期発見 ほか)
第2章 学校における予防と早期発見・介入(学校健康診断における早期発見;学校保健室における早期介入;入院治療および通院在宅治療中の学校と医療機関の協力;回復期の学校生活管理;学校における予防教育)
第3章 小児科医による予防と早期発見、初期治療(思春期やせ症に対する一般小児科医の役割;一般小児科外来における早期発見;一般小児外来における初期治療;一般小児科病棟における初期治療)
第4章 ライフサイクルを視野に入れた思春期やせ症(思春期やせ症の骨と妊孕性に対する医療サポート;思春期やせ症の成人期に向けた心理的サポート)
第5章 専門医による最先端治療(病期別の治療展望;骨・ホルモン治療;家族治療;心理治療;チームによる入院治療)
付録 成長曲線を作ろう