内容説明
項目立ては、胸腰椎の外科に必須のもの、高度なテクニック、最新の話題とし、「良質で安全な医療」を本企画のコンセプトとしました。執筆者は脊椎手術の「要点と盲点」を熟知した本邦のエキスパートであり、かつ病態把握および手術適応においても大きな業績を有する方々です。本企画は手術に重点が置かれていますが、神経学・バイオメカニクス・画像などの基本的知識、手術適応、および合併症についても執筆者自身の長年の豊富な経験から得られた「要点と盲点」が織り込まれています。
目次
胸腰椎の解剖・バイオメカニクス(胸椎のサージカル・アプローチに必要な解剖;腰椎のサージカル・アプローチに必要な解剖;術式選択に必要な胸椎・胸腰椎移行部・腰椎のバイオメカニクス)
スタンダード編(診断;治療の全体像と周術期管理;手術の実際)
応用編(胸椎椎間板ヘルニアに対する胸腔鏡手術;腰椎椎間板ヘルニアに対する鏡視下手術;腰椎椎間板ヘルニアに対する経皮的髄核摘出術 ほか)