出版社内容情報
《内容》 消化器の腫瘍は,診断における病理の重要性の最も高い領域であることはいうまでもない.本書は「規約」の分類に沿いながら,それが実際の診断の場で役立つように編集されている.病理診断医にとどまらず,消化器病の診療に携わるすべての医師に必須の書.カラー写真325点 《目次》 序1.材料の取扱いと検索,記載方法2.良性腫瘍 1.上皮性良性腫瘍 2.非上皮性良性腫瘍3.悪性腫瘍 1.上皮性悪性腫瘍(癌) 食道癌の特徴 肉眼分類─序論─ 表在型 進行型 特殊な病型 組織型分類 病理所見と予後 2.非上皮性悪性腫瘍4.腫瘍様病変 1.食道のdysplasia(異形成,異形成上皮)と上皮内癌 2.再生上皮および再生異型5.治療効果の組織学的判定基準6.食道の腫瘍・腫瘍様病変の組織分類 ─日本の分類とWHO分類を対比して─索引