内容説明
どんな臨床医もいつかは出くわすタフな感染症…いかに先手を打つか。いかに迅速に攻勢に転ずるか。感染症医、集中治療医、そして臓器別の診療スペシャリストの叡智をここに結集。
目次
オーバービュー(重症感染症・難治感染症―見通しよく診療する;企画にあたって)
セミナー(重症・難治性感染症への基本アプローチ;臓器別に考える重症・難治性感染症への実践アプローチ;基礎疾患別に考える重症・難治性感染症への実践アプローチ)
ミニレクチャー(今後登場する予定の新たな抗菌薬について教えてください;静注用のレボフロキサシンとアジスロマイシンはどのようなときに使うのでしょうか?;下痢患者の便からMRSAが培養されたときの対処を教えてください;なかなか改善しない胸部X線撮影について相談を受けたらどう答えるか?;深頚部感染症の分類と考え方を教えてください;重症感染症でステロイドを併用するタイミングを教えてください;抗菌薬を投与する際に注意すべき薬物相互作用を教えてください;小児患者における中心静脈カテーテル感染の診断と治療のコツを教えてください)
コンサルテーション(血液培養からカンジダ属が検出された!;市中で発症した腹膜炎の治療に関するこんな質問;担がん患者の発熱と咳嗽をめぐるこんな質問;糖尿病患者の尿培養で菌が検出された場合に治療は必要か?;治療に反応しない胸部異常陰影をみたときに何を考えるか?)
著者等紹介
笠原敬[カサハラケイ]
奈良県立医科大学感染症センター講師
前崎繁文[マエサキシゲフミ]
埼玉医科大学感染症科・感染制御科教授
大曲貴夫[オオマガリノリオ]
国立国際医療研究センター病院国際感染症センターセンター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。