出版社内容情報
近年,循環器診療における漢方薬の位置づけは大きく変わり,過去にはタブーに近い存在であった漢方薬が,今や標準治療の一翼を担う存在になりつつある.高齢者の心不全や,心不全パンデミックの到来などの大きな課題を抱える今,これからの循環器診療において漢方薬をどのように役立てられるのであろうか.2013年刊行の好評書『循環器医が知っておくべき漢方薬』の著者による,これまでの経験や新たな治験をもとにした“循環器漢方の教科書”,待望の新作.
内容説明
心不全パンデミックの時代。循環器漢方の教科書、待望の新作!
目次
漢方エキス製剤の基本
心不全
心臓リハビリテーションによる包括的疾病・栄養・運動管理における漢方
胸痛・虚血性心疾患
動悸・不整脈
奔豚気病
高血圧
低血圧・めまい・失神
漢方薬の副作用について
循環器領域における漢方―今後の展望
著者等紹介
田邊一明[タナベカズアキ]
島根大学医学部内科学第四・教授
北村順[キタムラジュン]
神戸海星病院内科部門長。島根大学医学部臨床教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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