出版社内容情報
《内容》 1983年の初版以来，研修医や医学生を中心に圧倒的な好評を得て増刷を重ねてきた，初学者のための非常にわかりやすい入門書．近年の機器の進歩と疾患概念の大きな変貌を取り入れて大幅改訂． 症例カラー図版を電子スコープに差し替え，最新の知見を加えて内容を一新． 主要な改訂事項 ・食道表在癌の分類の改訂 ・胃生検診断における group の改訂 ・胃疾患の病因におけるHelicobacter pyloriの重要性 ・胃炎におけるSydney 分類 ・リンパ腫におけるMALToma概念の導入 簡潔な記述でわかりやすいという初版の良さはそのまま継承されており，時間に余裕のない若手医師や医学生が，限られた時間内で消化管内視鏡のみかたを身に付けるのに最適． 《目次》 １．総 論 1．内視鏡の歴史 2．ファイバースコープ 3．電子スコープ ２．上部消化管内視鏡 1．上部消化管内視鏡の進め方 2．挿入法 ３．食 道 1．食道の解剖 2．正常食道の内視鏡とそのバリエーション 3．食道疾患の見方・分類 4．食道炎 5．食道裂孔ヘルニア 6．バレット食道 7．食道静脈瘤 8．食道アカラシア 9．食道良性腫瘍 10．食道癌 11．その他の疾患 ４．胃 1．胃の解剖 2．正常胃内観察 3．胃疾患の見方 4．胃炎 5．胃潰瘍 6．ポリープ 7．腺腫 8．胃癌 9．カルチノイド 10．転移性胃腫瘍 11．粘膜下腫瘍 12．悪性リンパ腫 13．反応性リンパ細網細胞増生（RLH）および胃MALTリンパ腫 14．上部消化管出血をきたす胃病変 15．その他の胃病変 ５．十二指腸 1．十二指腸の解剖 2．十二指腸潰瘍 3．十二指腸炎 4．その他の十二指腸病変 5．十二指腸憩室 索 引
目次
１ 総論
２ 上部消化管内視鏡
３ 食道
４ 胃
５ 十二指腸
