心臓病診療プラクティス<br> 画像で心臓を捉える

心臓病診療プラクティス
画像で心臓を捉える

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  • サイズ B5判/ページ数 342p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784830616549
  • NDC分類 492.12
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 ■ 心エコー,核医学,CT,MRIなど,急速に進歩する画像診断法によって,心臓を画像として捉えられるようになり,単に形態や動態の評価のみならず実に種々の情報が得られるようになってきた.しかし,その進歩があまりに急速なため,ある検査法に関しては熟知していても,他の検査法については未熟な場合が多いと思われる. ■ 本書では,様々な画像診断法をとりまとめ,個々の検査法の利点のみならず,最新技術の紹介や,検査法自体の特性とその限界を対比させつつ,疾患ごとに最良の画像診断の進め方を示した.    《目次》 I.画像診断法の特性 1.心エコー図の画像特性 2.CTの画像特性 3.MRIの画像特性 4.核医学の画像特性 5.X線造影法の画像特性 II.心腔内血流 1.逆流・狭窄流 1)心エコー図による逆流・狭窄流評価 2)シネMRIによる逆流・狭窄流評価 ● MRIによる弁逆流定量 ☆ 心血管病変におけるアポトーシスと画像 2.血液うっ滞・血栓 1)心エコー図による血液うっ滞評価 2)CTによる血液うっ滞と血栓の鑑別 3)X線造影法 による血栓の診断 4)MRIによる血液うっ滞と血栓の鑑別 5)核医学による血栓イメージング 3.血流の画像を使い分ける III.心機能 1.心容積・拍出量・血流量 1)心エコー図 による室容積・拍出量の計測 ● 血流波形からの心機能評価 2)超高速CTによる心室容積・血流量の計測 3)MRIによる心容積・拍出量・血流量の計測 4)核医学による心容積・拍出量・血流量の計測 ● コンダクタンス・カテーテルによる容積測定と心機能評価 ☆ 回転左室造影像からの左室三次元形状復元 2.壁運動評価 1)心エコー図による壁運動評価 2)負荷心エコー図:心筋虚血の診断法 3)高速シネMRIによる壁運動評価 ● 高速・超高速MRI撮像法 ☆ 位相コントラスト法による心筋壁運動の評価 4)磁気標識法を用いた心筋機能の評価法 5)X線造影法 による壁運動評価  3.心機能の画像を使い分ける IV.心 筋 1.心筋潅流 1)心筋コントラストエコー法 ● 新しい超音波造影法 2)CTによる心灌流評価 3)核医学による心灌流評価-各種心筋SPECTの利用法 4)MRIによる心灌流評価 ● ガドリニウム造影剤,MRIでの造影機序 2.心筋代謝 1)核医学による心筋代謝評価 2)MRS:心筋NMRスペクトロスコピー  3.組織性状 1)心エコー図 による組織性状評価 ● 心筋症,心筋炎のエコー像 2)CTによる組織性状評価 ● 心筋症のCT像 ● 不整脈源性右室異形成のCT像 3)MRIによる組織性状評価 ● 心筋内出血-MRIにおける心筋内低信号の意味 ● 心内膜側微小血管を見る  4.心筋viability 1)心エコー図 による心筋viability評価-Dobutaamine 負荷心エコー図- ● 心筋壁厚からみた心筋viability 2)CTによる心筋viability評価 3)MRIによる心筋viability評価 4)核医学による心筋viability評価 5.心筋の画像を使い分ける V.冠動脈 1.冠動脈形態 1)CAG ☆ 放射光 :マイクロアンギオへの応用 ☆ 狭窄冠動脈像:撮影視点の決定支援システム 2)CT-電子ビームCTによる冠動脈狭窄の描出- ● バイパスグラフト開存評価(CT法による) ● 冠動脈石灰化と冠狭窄度(CT法による) 3)冠動脈内エコー法 ● IVUSによる壁在血栓,アテローム,線維性肥厚の鑑別 ● 食道から冠動脈をみる 4)MRIによる冠動脈評価 ● 高速シネMRIによる冠動脈バイパスグラフトの評価 5)冠動脈内視鏡 2.冠動脈血流 1)心エコー図による冠動脈血流評価 ☆ パワードプラ法による冠動脈の描出-その利点・欠点 ☆ 心外膜ならびに体表面ドプラエコー法による心筋内冠血流の検出-その利点・欠点 2)MRIによる冠動脈血流評価  3.冠動脈の画像を使い分ける VI.大動脈 1.動脈硬化 1)心エコー図 による動脈硬化の評価 2)CTによる大動脈硬化の定量化  2.大動脈瘤 1)超音波による大動脈瘤の診断 2)MRIによる大動脈瘤の診断 3)CTによる大動脈瘤の診断 ● 回転デジタルアンジオ システム  3.大動脈の画像を使い分ける VII.三次元診断  1.三次元心エコー図 ● 冠動脈(IVUSによる)の三次現像:何がわかるようになったか ☆ リアルタイム三次元心エコー図  2.三次元CT診断法 ● ヘリカルCT  3.三次元MRI  4.三次元診断法の得失と今後 VIII. Cost effectivenessからみた画像診断法 ● ワンポイントアドバイス  ☆ トピックス

内容説明

本書は、画像検査法をとりまとめ、診断特性から最新の技術の紹介、診断情報の範囲の拡がりを対比させ、総合統括した解説書である。

目次

1 画像診断法の特性
2 心腔内血流
3 心機能
4 心筋
5 冠動脈
6 大動脈
7 三次元診断
8 Cost effectivenessからみた画像診断法

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