出版社内容情報
《内容》 冠動脈造影のやりかたを解説した本ではなく,「冠動脈造影で何がわかり,それを診療にどう活かすか」を解説した書.現場で冠動脈造影とその応用実技に携わる医師,直接参与しないがその知識を得たいと願う医師の疑問に実際に簡潔明瞭に答える.最新の手技や知見をトピックスとして紹介し,これからの冠動脈造影の新しい展開を示唆した.図表500点 《目次》 1.総説2.冠動脈病変の画像診断の新しい展開 1.冠動脈造影法と造影以外の診断法の対比 2.冠動脈内視鏡 3.血管内エコー法 ★三次元血管内エコー図 4.冠動脈内超音波ドプラ法 ★冠動脈内心電図の記録とその意義 ★冠動脈内圧の測定とその意義3.諸疾患における冠動脈造影の有用性 1.狭心症の冠動脈造影で何がわかるか ●スパズムとトーヌス 2.心筋梗塞症の冠動脈造影で何がわかるか 3.冠動脈バイパス術後の造影で何がわかるか 4.成人非虚血性心疾患に冠動脈造影はどこまで必要か ●syndrome Xと冠動脈造影 5.小児疾患の冠動脈造影はどこまで必要か 6.虚血性心疾患における左室造影の特徴と見方4.冠動脈造影に必要な基礎知識 1.放射線障害の基礎知識 2.造影のための基礎知識 ●Judkins法とSones法 3.読影のための基礎知識 ★デンシトメトリー ●複雑病変 ●jeopardized collateral ●myocardial bridge と squeezing5.冠動脈造影所見と剖検所見6.冠動脈病変の診断から治療へ 1.血栓溶解療法 ★TIMI潅流度分類 ★ACC/AHAガイドライン 2.心筋虚血に対するPTCA ●冠動脈解離 3.再灌流療法としてのPTCA 4.アテレクトミー 5.冠動脈内ステント 6.レーザー冠動脈形成術 7.ロータブレータ索引
目次
1 総説
2 冠動脈病変の画像診断の新しい展開
3 諸疾患における冠動脈造影の有用性
4 冠動脈造影に必要な基礎知識
5 冠動脈造影所見と剖検所見
6 冠動脈病変の診断から治療へ