内容説明
本書では、第1、2章でまず骨粗鬆症診療の基本的な考え方、および診断基準に基づく診断の手順や骨代謝マーカーの測定および評価の実際についてまとめた後、第3章で治療の基本戦略と食事・運動療法を含めた生活指導の実際、および各種の薬物療法の使用上の留意点・注意点や各種の病態に対する使用法の実際についてわかりやすく概説。最後に第4章で続発性骨粗鬆症について特に症例の多いステロイド性、リウマチなど炎症性疾患に伴うもの、不動性そして胃切除後などによるものを取り上げた。
目次
1 骨粗鬆症診療の考え方
2 骨粗鬆症診断の実際(診断の手順;骨代謝マーカーの使い方、読み方;骨粗鬆症の成因に関わる危険因子)
3 骨粗鬆症治療の実際(治療の基本戦略;一般療法;EBMに基づいた薬物療法の考え方―治療薬の種類と選択のポイント ほか)
4 続発性骨粗鬆症の診療の実際(ステロイド骨粗鬆症;関節リウマチ・炎症性疾患に伴う骨粗鬆症;不動性骨粗鬆症 ほか)
著者等紹介
松本俊夫[マツモトトシオ]
徳島大学大学院医学研究科生体情報内科学教授
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