出版社内容情報
《内容》 遺伝学の発展は疾患診断や予後診断の精度向上に寄与し,遺伝相談を助け,治療の方向性を示すものとして,医学において,とりわけ重要な分野となっている.本書は,医学および生物学の学生を対象とし,600点におよぶカラーイラストを駆使して,特に遺伝学の基礎と,臨床医学がいかに絡み合っているかに配慮してつくられた画期的な遺伝学のテキストである.内容としては,最初に遺伝学の発展を概観し,次いで(1)遺伝学の基礎 (2)疾患の病態の説明 (3)ゲノムの構成について述べ,最後にヒト遺伝病の染色体地図を付している. 《目次》 遺伝学の歴史遺伝学の基礎 分子生物学的基礎 原核細胞生物とウイルス 真核細胞 形式遺伝学 染色体 遺伝子発現疾患の病態 細胞膜を介するシグナル 胚発生の遺伝子 免疫系 成長因子と発がん 酸素運搬 ペルオキシソーム リソソーム LDLレセプター 蛋白分解酵素阻害物質 血液凝固 薬理遺伝学 インスリン コラーゲン 細胞骨格蛋白 性決定と性分化 塩素イオンチャネルの障害 不安定なトリヌクレオチドによる突然変異 染色体の不安定性の増加 親の染色体欠失による疾患 核型と表現型の相関ゲノムの構造ヒトゲノムの遺伝子疾患索引参考文献用語解説索引
内容説明
本書は、遺伝学と医学の接点における遺伝学の現在を示すものである。
目次
遺伝学の歴史
遺伝学の基礎
疾患の病態
ゲノムの構造
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- 和書
- たまごのおふとん