出版社内容情報
《内容》 ● 新たな病原体や薬剤耐性菌の出現,感染経路の複雑化などにより,感染症の様相は大きく変貌している.また1999年4月から「感染症新法」が施行され,今やすべての医師が感染症の基本的知識の再確認を迫られている.● 本書は,変貌する感染症の臨床を理解できるように編集された,まったく新しいタイプの微生物学教科書.従来の細菌,真菌,ウイルスはもとよりemerging infections の病原微生物として注目すべき原生動物,寄生虫を含めて解説.● 各論ではとくに病原性因子の記述を必須とし,感染症の発症・進展のメカニズム,さらに宿主条件による病態の変容などにも論及.● 医学生のみならず,すべての臨床家が座右に備えておくべき基本図書である.2色刷(口絵カラー16頁) 《目次》 1.細 菌 A.細菌総論 B.細菌各論 1.好気球菌 2.嫌気球菌 3.マイコプラズマ 4.クラミジア 5.リケッチア 6.スピロヘータ2.真 菌 A.真菌総論/B.真菌各論3.寄生虫 A.寄生虫総論/B.寄生虫各論4.ウイルス A.ウイルス総論 B.ウイルス各論 1.DNAウイルス 2.RNAウイルス 3.プリオン
内容説明
本書は医学・医療に携わる全ての人々に、感染症への対応が適切に判断できるよう、本邦における多くの優れた先生方と協力して編纂された医学微生物medical biologyの教科書である。対象とした微生物は従来の細菌、リケッチア、クラミジア、マイコプラズマ、真菌、ウイルスはもとより、emerging infectionsの病原微生物として注目すべき原生動物、寄生虫も含む。各病原微生物については、とくに病原性因子の記述を必須とし、感染症の発症・進展、さらには宿主条件による病態の変容などについてもできるかぎり論及している。
目次
1 細菌(細菌総論;細菌各論)
2 真菌(真菌総論;真菌各論)
3 寄生虫(寄生虫総論;寄生虫各論)
4 ウイルス(ウイルス総論;ウイルス各論)