出版社内容情報
《内容》 マクロファージの専門書の多くが免疫学を中心とするのに対し，本書は形態学から入り，疾患におけるマクロファージの関与についても広い範囲で解説している． 《目次》 A マクロファージの基礎 1．マクロファージ研究の歴史 2．マクロファージの同定 3．マクロファージの分布と形態 4．マクロファージの系統発生 5．マクロファージの個体発生 6．成熟個体におけるマクロファージの分化と成熟 7．成熟個体における樹状細胞の発生，分化と成熟 8．単球・マクロファージを認識するモノクロナール抗体 9．マクロファージの機能 10．マクロファージの活性化 11．マクロファージの受容体とその構造 12．血液凝固・線溶系とマクロファージ 13．種々の生理代謝機構におけるマクロファージの関与と役割 14．抗原提示細胞による抗原のプロセッシングとT細胞への提示 15．マクロファージと免疫 16．マクロファージのシグナル伝達機構 B 疾患とマクロファージ 1．炎症とマクロファージ 2．感染症とマクロファージ 3．アレルギー性炎症とマクロファージ 4．自己免疫病とマクロファージ 5．血管新生におけるマクロファージの役割 6．創傷治癒とマクロファージ 7．食機能異常とマクロファージ 8．代謝異常症とマクロファージ 9．医原性疾患とマクロファージ 10．種々の病的状態におけるマクロファージの関与 11．老化とマクロファージ 12．癌とマクロファージ 13．マクロファージないし類縁細胞の増殖症ならびに腫瘍
