出版社内容情報
《内容》 薬物と生物体機能間の相互作用を中心的課題とする薬理学の内,さらに,生体機能の分子レベルから個体レベルまでの種々の統合レベルにおける薬理作用の機序およびそれらのメカニズム相互間の連関について,300点にもおよぶカラーアトラスを駆使して具体的な理解を深めようと試みた画期的な薬理学書である.スタイルは右頁カラーアトラス,左頁解説の見開き読み切りとなっており,丹念な索引のほかに,重要な用語には英語を脚注に示して使いやすく工夫してあり,医学部学生,薬学部・薬科大学学生のみならず広く看護学生,医療技術短大の学生にも役立つ内容となっている.4色刷 《目次》 薬理学総論 薬物の由来 薬物の投与法 細胞における作用部位 体内分布 薬物の除去 薬物動態学 薬物作用の定量化 薬物─受容体相互作用 薬剤の有害作用 薬物に無関係な作用薬理学各論 交感神経に影響する薬物 副交感神経に影響する薬物 ニコチン 生体アミン 血管拡張薬 平滑筋作用薬 心臓作用薬 抗貧血薬 抗血栓薬 血漿代用薬 抗高脂血薬 利尿薬 消化性潰瘍治療薬 緩下薬 止瀉薬 運動系作用薬 疼痛抑制薬 解熱鎮痛薬 局所麻酔薬 オピオイド類 麻酔薬 催眠薬 向精神薬 ホルモン 抗菌薬 抗真菌薬 ウイルス増殖抑制薬 消毒薬 抗寄生虫薬 細胞増殖抑制薬 特定の疾患の治療法参考文献索引