スタンダード生理学

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スタンダード生理学

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  • サイズ B5判/ページ数 442p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784830602184
  • NDC分類 491.3
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 4年制大学の医療技術学専攻の学生向けの基礎医学教科書.各専攻科に共通して必要な生理学の知識がまとめられており,各科共通の教科書として使用できる.また複数の専攻科の学生の合同講義の教科書にも最適.高学年で学ぶ臨床科目への関連を重視し,病態および疾患の理解に役立つよう編集された人体生理学の新しいスタンダード.2色刷.    

《目次》
第1章 「生きている」とは
 はじめに
 I.生体-多次元の生命統合体
 II.生きている細胞
 III.生きている組織・臓器
 IV.生命複合体としての個体
第2章 神経一般
 はじめに
 I.神経の構成
 II.神経の構造
 III.神経興奮のメカニズム
 IV.神経の興奮がどのようにして遠くまで伝えられるか?
 V.神経の興奮を他の神経へ伝えるしくみ(シナプス伝達)
第3章 自立神経・内分泌
 はじめに-自律神経性調節とホルモン性調節はどう違うか?
 I.自律神経系とは?
 II.自律神経性調節はどのような特徴をもつか?
 III.自律神経機能の中枢はどこか?
 IV.ホルモンとは?
 V.ホルモンはどのような作用をするのか?
第4章 血液・免疫
 はじめに―血液の役割は物質の運搬と内部環境の維持―
 I.血液とはどのようなものか?
 II.血漿にはどのような成分が含まれるか?
 III.血液細胞の産生過程をまとめると・・・
 IV.赤血球とはどのようなものか?
 V.白血球とはどのようなものか?
 VI.リンパ球が担う免疫のしくみとは?
 VII.どのようにして止血されるのか?
 VIII.血液型のいろいろ
第5章 呼吸
 I.呼吸とは何か?―ガス交換と呼吸―
 II.肺の構造とガスの移動
 III.排気量を知ろう―肺の膨らみ方の物理学―
 IV.換気と血流の関係を知ろう
第6章 心臓(心筋)
 はじめに
 I.心臓のポンプ機能と構造
 II.心筋細胞の電気現象と収縮の関係
 III.体表面から見た心臓電気現象―心電図
 IV.ポンプとしての心臓
 V.心臓ポンプ機能の調節
 VI.心臓機能の外因性調節
 VII.毎分心拍出量の測定法
第7章 循環
 はじめに―全身をめぐる血液循環のネットワーク
 I.循環ネットワーク
 II.血管の構成と種類
 III.血管の役割と血圧
 IV.微小循環
 V.リンパ系の役割
 VI.血管の調節機構
 VII.循環調節
 VIII.各器官における循環
 IX.循環動態の計測法
第8章 体液調節・腎臓
 I.はじめに―体液調節の大切さ―
 II.腎臓の構造と生理
 III.飲水とソルトアペタイト
 IV.解説1:浸透〔現象〕と浸透圧
 V.解説2:酸-塩基平衡
第9章 生殖
 I.成熟期の生殖器系の基本的構造と機能
 II.成熟女性の性周期
 III.妊娠の成立と維持
 IV.分娩の発来
 V.産褥の生理
第10章 消化・吸収
 I.消化器系の構造
 II.摂食した食物の輸送はどのようにして行われるか
 III.食物の消化は消化酵素によって行われる
 IV.栄養素の吸収は主として小腸で行われる
 V.消化機能の障害にはどのようなものがあるか
第11章 栄養・代謝
 はじめに―食物エネルギー源であり,体を作る素材である―
 I.栄養素にはどのようなものがあるか
 II.栄養素はどのように代謝されるか?
 III.肝臓の働きとは?
第12章 体温・エネルギー代謝
 はじめに―生きている体は暖かい
 I.エネルギー(熱)の流れとその源
 II.体温とは
 III.体温調節のための効果器
 IV.体温調節のしくみ
 V.いろいろな体温の変動
第13章 運動系
 はじめに
 I.骨格筋の機能
 II.運動制御のしくみ
 III.日常および臨床の場における運動生理機能
第14章 感覚
 I.感覚の一般的性質
 II.体性感覚
 III.視覚
 IV.聴覚および平衡感覚
 V.化学受容器によるにおいと味の感覚
第15章 意識・本能の脳機能
 I.意識
 II.睡眠
 III.情動と動機づけ
 IV.生体リズム
 V.脳機能分析法
第16章 高次神経機能
 はじめに
 I.記憶と学習
 II.認識
 III.言語
 IV.思考・推論(前頭葉機能)
第17章 老化
 I.老化の生理
 II.老化の病態生理
付録1.単位を大いに活用しよう
 I.SI単位系とは?
 II.単位を作る
 III.指数による表示
 IV.単位のまとめ
付録2.電気回路の基礎
 I.受動素子回路
 II.ブリッジ回路
 III.交流回路
 IV.周波数特性と時定数
 V.増幅器
付録3.ガスが移動するための法則を知ろう
 I.ガス(気体)とは何か
 II.ガスはどのようにして動くのか?
索引

内容説明

生理学の領域は分子生理からシステム生理まできわめて広く深いものであり、かつ急速に発展している。そこで本書では、これらのすべてを教科書の中に取り込むことよりも、高学年で学ぶ臨床科目への関連を重視し、病態および疾患の理解に役立つように工夫した。そして、できるだけ日本人の生理機能の指標を活用し、臨床への架け橋となる人体生理学の教科書になることを目指した。

目次

「生きている」とは
神経一般
自律神経・内分泌
血液・免疫
呼吸
心臓(心筋)
循環
体液調節・腎臓
生殖
消化・吸収
栄養・代謝
体温・エネルギー代謝
運動系
感覚
意識・本能の脳機能
高次神経機能
老化

著者等紹介

二宮石雄[ニノミヤイシオ]
広島国際大学保健医療学部教授

安藤啓司[アンドウケイジ]
神戸大学医学部保健学科教授

彼末一之[カノスエカズユキ]
大阪大学医学部保健学科教授

松川寛二[マツカワカンジ]
広島大学医学部保健学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。