目次
第1章 中国語検定試験の成立と展開(検定試験の発端期―明治三十七年(光緒三十、1904)~明治四十一年(光緒三十四、1908)
検定試験の発展期―明治四十二年(宣統一、1909)~昭和十二年(康徳四、1937) ほか)
第2章 中国語検定試験の規程、方法及びその合格率(各種の試験規程;各種の試験奨励 ほか)
第3章 中国語検定試験の内容及び言語の特徴(日本人の「渡満」史;在「満」日本人の不安感 ほか)
第4章 雑誌『善隣』に見る検定試験の実態(『善隣』の時代と性格;『善隣』の主幹中谷鹿二 ほか)
終章(検定試験における皇民養成の社会教育;検定試験文献の日中関係史上における価値 ほか)
著者等紹介
李素〓[リソテイ]
1951年中国吉林省生まれ。1975年吉林師範大学卒業。1993年、中国政府から訪問研究員として派遣され来日。2004年放送大学大学院修士(学術)学位を得た後、2007年桜美林大学大学院博士(学術)学位を取得。職歴1975年から相前後して、吉林師範大学大学院教授、瀋陽師範大学大学院特任教授、華僑外国語学院客員教授及び東海大学、桜美林大学、成城大学、法政大学で兼任講師等を歴任。研究分野、中国語教育研究、日中文化比較研究、日本植民地研究、口述歴史学研究等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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