目次
非行に関する分析視点
非行とコントロール理論
標本とデータ
非行とは何か
非行の社会的分布
両親への愛着
学校への愛着
仲間への愛着
既存の社会秩序にそった行為への投資
日常の諸活動への巻きこみ
規範観念
回顧
従来の変数と非行
分析テクニックに関する補足
調査票
著者等紹介
森田洋司[モリタヨウジ]
大阪樟蔭女子大学学長、大阪市立大学名誉教授
清水新二[シミズシンジ]
奈良女子大学生活環境学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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海星梨
2
古い理論を批判する形で論が進むので、一見、別の理論とハーシの理論の記述の区別が非常にしにくい。そのうえ、ハーシの理論の全体像をまとめた箇所がないので、「行間を……読めと……?」みたいな、二周しないと理解しがたいテキスト。著者も巻き込みで想定外の結果になったと述べているように、そこの理論が組上がってないように思えたので、とりあえず犯罪社会学の有名テキストとして読んだあと、後年の著作を手に取る方がよいのかなぁとか。2021/04/13
新橋九段
1
網羅的かつ立証的な非行原因論として有名な著作。そのかわり本書の知見を読み取るのは少し大変だが。2016/06/22