内容説明
華麗なるスポーツ・コメンテーター、ヨーコ・ゼッターランド氏の珠玉論稿「ボールは国境を越えて」掲載!石倉友二、長森清、岩本典子、高橋智朗、吉村純司、高畑哲男、太田直也、清水義和、金野誠志からの新しい視座。異文化リテラシーの深層を露わにする論稿が鋭利な切り口で問いかける。
目次
はじめに 消極であることは能力のひとつなのか!?
特別寄稿論文 ボールは国境を越えて
研究論文(天国と故郷(その2)日本宗教試論1―北陸富山県の山岳宗教を中心に
A Study of Francis Brinkley and His Son Jack:Two Father‐and‐Son Japanophile Englishmen
Japanese Students’Perceptions of Rhetorical Patterns in Japanese and English Essays
『ボートの三人男』における一考察―ジェロームの産業主義批判
ルーマニアとドラキュラドラキュラの真実
化粧品英文広告の特徴―コーパスによるアプローチ
ウェールズにおけるカムリー語の歴史・現状と教育
アーサー・コーピット作『ああお父さん、可哀想なそうなお父さん、ママがお父さんを洋服ダンスに吊り下げたので僕は悲しい』と寺山修司作『毛皮のマリー』並びに、ドン・ケニー英訳『毛皮のマリー』に於けるアヴァンギャルド・シアターについて
多文化主義批判の再検討―普遍性の行方をめぐって)