目次
第1章 世界諸地域における文化と文化の出会い―ビーズと花に注目して
第2章 世界諸地域における暴動とエスニック集団
第3章 世界諸地域における地域文化とその高揚―織物が語る地域文化
第4章 アフリカ地域における織物
第5章 ラテンアメリカ地域における織物
第6章 アジア地域における織物
第7章 二つの文化の出会いと変容―人形劇が語る、もう一つの地域文化
終章 地域研究とは何か―地域研究の推移と課題
著者等紹介
加納弘勝[カノウヒロマサ]
1945年岐阜県生まれ。1971年東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。アジア経済研究所を経て、津田塾大学教授
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感想・レビュー
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MIRACLE
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0点(5点満点)。筆者が設定した地域研究の枠組みにもとづき、ビーズ(花)、織物、影絵という文化領域から地域研究を試みた本。大学の「地域研究序説」の講義を元にしている。しかし日本語の表現、叙述の仕方、主張のすべてがダメな本だ。叙述は退屈で、文献の引用、事実の羅列が占めている(文献資料の評価を怠っているのが、致命的)。主張も取るに足らない内容だ(本文を読むかぎり、絵に描いた餅)。とくに文章がひどい。誤字脱字、文法の逸脱がとても多く、読むに耐えない。巻末の「卒論、修論を書く人に」という忠告がなんとも皮肉である。2012/03/09