内容説明
本書は、生徒指導教諭や養護教諭、教育相談員、カウンセラーなどを対象とする、千葉県教育催眠研究会の定期研修会等で用いられている教案をもとにしてまとめられたものである。従って、本書の内容は催眠誘導の理論的解明と実技の指導、そして教育催眠実施の仕方、催眠療法の理論と実施法について、総合的に、しかも図表をたくさん盛り込んで、講義の形式で記述されている。
目次
第1章 人と催眠(催眠術と古代宗教;近代催眠の歴史)
第2章 催眠現象(暗示と被暗示性の高揚;催眠の定義とその原理 ほか)
第3章 催眠技法(各種催眠技法の特徴と分類;催眠誘導の組み立て ほか)
第4章 催眠を用いた心理療法(教育催眠の範囲と応用;催眠と心理治療 ほか)
第5章 複合因のある症状への教育催眠(登校拒否;神経症 ほか)
著者等紹介
三井田惇郎[ミイダヨシロウ]
千葉工業大学情報科学部学部長(工学博士)、千葉県子供と親のサポートセンター催眠療法担当
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