内容説明
本書は防衛研究所が東京で開催した、「国連平和活動と日本の役割」をテーマとする会議に基づいて構成されており、同名のタイトルでカナダにおいて出版された本を翻訳したものである。第一線での豊富な経験を踏まえた執筆陣による論稿は、日本の平和維持活動のあり方に多くの示唆を与えてくれる。カナダ首相出版賞受賞。
目次
1 軍事的視点からみた国連平和活動(UNTAC:カンボジアからの教訓;UNOSOM:ソマリアからの教訓;UNPROFOR:サラエボからの教訓)
2 政治的視点からみた国連平和活動(国連平和活動と日本の役割:イギリスの見解;平和維持活動の将来と日独の役割;国連平和活動と日本の役割;国際平和維持活動における日本の役割;国連平和活動と日本の役割)
3 結論(日本のUNTACへの貢献;平和維持活動監視と日本の役割;岐路に立つ平和維持活動)
著者等紹介
内藤嘉昭[ナイトウヨシアキ]
1958年、山梨県生まれ。1982年、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。奈良県立商科大学を経て。現在、駿河台大学文化情報学部助教授学術博士
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