内容説明
実証研究の成果にもとづいた入門書、概論書。それぞれの分野・領域の、また内外の理論、問題を整理、紹介し、基礎的概念、タームの定義を確定、それにもとづいて、おもに日本社会(海外研究もふくまれています)の解明、研究を中心に、具体的にどのようにきりこんでいくかを明らかにした。基礎的な統計、白書、文献については、巻末にまとめて掲載。
目次
1 家族研究の系譜と概観(家族研究における理論展開―総括と展望;家族変動への諸アプローチ ほか)
2 家族システムへの接近(家族発達的研究―家族周期、ライフサイクル、ライフコース;家族史の方法としての歴史人口学 ほか)
3 家族の内部過程への接近(夫婦関係研究における三つのパースペクティブ;親子関係研究の展開と課題)
4 文献解題(家族の実証研究と技法;家族の理論研究とその枠組み)