内容説明
本書は「脱領域の知性」であり「自己反省の科学」としての社会学の基礎的な考え方をわかりやすく解説するとともに、自我・アイデンティティ・役割現象・コミュニケーション・メディア・ジャーナリズム・うわさ・組織・家族・消費社会・宗教文化・音楽文化・自発的服従・スティグマ・暴力・薬害・医療といった現代社会のアクチュアルな諸問題を社会学的に解説。豊富な研究文献を紹介する。1992年発行の旧版に「ブックガイド・90年代の社会と社会学」全200枚を増補し、1990年代の社会学シーンを展望するとともに、新たにジェンダー論・環境問題・教育問題・社会構想論・国際社会学への研究案内を追加した。
目次
社会学論―自己反省のための科学
人間論―他者との関係の産物としての個人
コミュニケーション論―送り手ではなく受け手の第一次性
集団論―人と人とのつながりの多層性
文化論―記号消費時代の合理性と非合理性
権力論―権力は身近な生活の場に宿っている
社会問題論―だれにとって「問題」なのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ken
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社会学導入としては包括的に学問領域を紹介しており、良いと思います。もちろん各論に関してはそれほど詳細な議論までは紹介されていませんが(というかできない)関連書が様々に紹介されているので、枝葉に派生していく幹のようなものとして捉えるのがいいのではないでしょうか。2010/04/26
yamikin
0
参考文献ガイドがヤバいです!!2008/09/17
産廃屋
0
社会学の入門書として、非常に優れている。2008/07/09
takuya169a
0
読みとおしたわけではなく、拾い読みした程度だが、いろいろ本を読んだ後にこのような参考書を見返すと断片的な知識が固まるのでとてもよい。2021/10/11
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