内容説明
関東南部の里山から海浜で見られたハチの中から比較的よく知られた種、よく見られた種を選定。
目次
広腰亜目(ハバチ・キバチ類)(ヒラタハバチ科;コンボウハバチ科;ミフシハバチ科 ほか)
細腰亜目(ヤドリバチ類)(ヒラタタマバチ科;タマバチ科;シリアゲコバチ科 ほか)
細腰亜目(有剣類)(セイボウ科;コツチバチ科;アリバチ科 ほか)
著者等紹介
藤丸篤夫[フジマルアツオ]
1953年生まれ。育英工業高等専門学校(現サレジオ工業高等専門学校)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koning
21
蜂の仲間が日本だけでも4000種を越えるとか冒頭に書いてあって思わずひっくり返りそうになる(笑)。地球で数えると推定で30万種を越えるんだそうで、日本にも未発見の種がわんさといるらしい(笑)。もう、どうにでもな〜れという気分。で、この本はその豊富すぎる蜂の仲間のうちで著者のフィールドワークの舞台である関東地方を中心に見つけやすい奴等を中心に紹介してくれていて、ウチの庭の作物を荒らすハバチの仲間から寄生バチ、スズメバチや蜜蜂までざっとこんな姿でこういう生態があると判る。2014/10/09
さきん
19
ハンドブックシリーズハチ編。古代っぽい狩りバチから最新のミツバチまで。進化の過程で肉食⇒植物⇒肉食⇒植物という流れも面白いし、蜜の蓄え方や集団生活の仕組みの複雑になっていって面白い。1冊は手元に置いておきたい良書。2018/10/19
phmchb
2
いつもの斜め読み2021/01/28
葉
1
神戸大学の兼松記念館付近でスズメバチが大量発生したためこの本を読んだ。イラガセイボウ、オオセイボウ、ハラアカマルセイボウはエメラルドかかっているのでまだ綺麗に思えるが、ホソツヤアリバチやクロヒラアシキバチ、トサヤドリキバチ、ルリチュウレンジバチなどは攻撃的な虫というイメージがある。コマルハナバチやシロスジヒゲナガハナバチ、ニッポンヒゲナガハナバチ、マメコバチは可愛い印象がある。生態系や形態についてざっくり書かれている。2014/11/12
1018
1
勉強になりました。 2014/08/02