内容説明
森に流れる時間の中に身を置き、美しい日本の森を見つめた。大きな森から小さな森まで、自然が創り上げる素晴らしい森の情景。
目次
霧中の星たち
宵待ちの華
妖精の森
氷中花
早春模様
霧まといて
輝く時間
燦々と
闇音に咲く
威光〔ほか〕
著者等紹介
米美知子[ヨネミチコ]
1967年東京生まれ。(公益社団法人)日本写真家協会(JPS)会員、(公益社団法人)日本写真協会(PSJ)会員。1996年独学で写真を始める。2002年月刊「日本フォトコンテスト」(現「フォトコン」)誌(日本写真企画)ネイチャーフォトの部月例年度賞第5位。2003年月刊「日本フォトコンテスト」(現「フォトコン」)誌(日本写真企画)ネイチャーフォトの部月例年度賞第1位(最年少・過去最高得点)。その他、2001~2004年の間に隔月刊「風景写真」など全国規模コンテスト入賞多数。2004年、ワイ.ワンフォト米美知子写真事務所開設。第12回前田真三賞、受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
greenish 🌿
60
樹々のざわめきや何かの気配・・・森に流れる時間を写し撮る。ネイチャーフォトの世界に旋風を巻き起こした写真家・米美知子の第4作 ---忙しない毎日の暮らしに相反し、ゆったりと流れる森の時間。極小さな変化だけれど、確実に森は生を営んでいる。米さんの瑞々しく温かな感性で写し撮られた作品の数々を眺めていると、自然への畏敬の念や生命力の尊さがこの身に沁みて、つい泪が溢れてきました。「輝く瞬間」「樹迫」「雷雨を過ぎて」「雨に唄う森」がお気に入り。 心に潤い・活力が欲しい時・・・ふと手に取りたくなる作品集です。2014/05/17
mura_ユル活動
46
読友さんがレビューされていた写真家米美知子さんの本。レビュー本は図書館になかったけれどこちらを借りた。森に入る、山に入る。米さん曰く、入ると五感が目を覚ます。都会では鈍ってしまう力と。すべての写真、生命力が満ち溢れている。自分が山に行く時間ないけれど、素晴らしい木々達・写真たちに、少し救われた感じ。雨上がり、濡れたブナの樹皮に映る青空『雨のち空色』が良かった。2014/05/18
テイネハイランド
11
図書館本。雑誌CAPAの写真集紹介コーナーで著者のことをしりました。この本については写真の質は素晴らしいものですが、プロの写真家ならこの品質の作品を撮れる人はいそうなので、差別化を図るのは厳しい世界ですね。米さんはyoutubeチャンネルを持っていて、わたしは今回米さんの動画(v-log)により魅力的なものを感じました。東京から車で四国の石鎚山・剣山へのドライブを記録したもので、動画の見せ方がさすがだなと思いました。https://www.youtube.com/watch?v=dUJ4LoySp002022/01/10
ろばこ
4
この方の写真集初めて拝見しました。ファンタジーの世界のような幻想的な森の写真集。すべて日本で撮影されています。こんな森が日本にあるなんて…素晴らしかったです。2013/06/29
酔花
1
2013/01/152013/01/15




