内容説明
多くのバードウォッチャーが冬鳥の本命に据えるのは、ジョウビタキとルリビタキだろう。本書は、この2種に近年都市部の公園などで見かける機会が増えてきたオジロビタキ(ニシオジロビタキを含む)を加え、出会い方から生態の魅力まで、深奥かつ濃厚な知見・情報を集約した。
目次
巻頭漫画(一日一種)
冬探鳥の主役たち ジョウビタキ・ルリビタキ・オジロビタキ図鑑
冬の平地で出会いたい3大小鳥 ジョウビタキ・ルリビタキ・オジロビタキの出会い方&見分け方
BIRDER DIARYでジョウビタキとルリビタキの初認を読む
ジョウビタキ観察MAPを作ってみよう―個体追跡観察入門
夏、ルリビタキは山にいる―鳥の垂直分布を理解する
冬のヒタキを聞き分けよう!
鳴きまねのルーツはどこ?ニシオジロビタキのぐぜりを調べてみたら…
ジョウビタキの時短育児(雛)法―大山(鳥取県)での子育て観察記録
観察のチャンスを逃さないための双眼鏡のトラブルシューティングQ&A〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kurupira
3
ジョウビタキかわいい、たまに近所でも見れた。ルリビタキ見たいなあ、青い鳥は見れると嬉しいよね。オジロビタキも探さねばなあ。2022/03/19
kaz
2
身近で観察できるそうなのだが、残念ながらあまり見かけたことがないような。散歩などの際、もう少し意識して探してみよう。図書館の内容紹介は『都会の公園など身近な場所で可憐な姿を観察できる冬のヒタキ類、ジョウビタキ・ルリビタキ・オジロビタキ。それらの探し方のコツや見分け方、撮影術などを、写真やイラストとともに紹介する。さえずりが聞けるQRコード付き』。 2022/01/26
憩
0
中西悟堂さんに感化されて。おかげさま、風切や初列〇〇など専門用語がすんなり理解できた。「週末バーダー」という語彙がステキ面白い。もっちり丸々のヒタキ類は魅力的。東京の公園など、案外山奥に行かなくてもバードウォッチングができることに驚いた。日本での鳥名付けは学名に近いが、英語だと個々の特徴に着目してこだわっている印象を受けた。忍耐嫌いだけど、バーダーデビューしてみようかな。私より2個下のジュニアレンジャーがジョウビタキの滞在先を研究していて、私ももう子供じゃないんだとハッとした、、、、2023/03/13