内容説明
日本に自生するスミレ全種と、ほぼ全ての亜種・変種など107種類を写真で掲載。
目次
キスミレ類
キバナノコマノツメ類
シレトコスミレ類
オオバタチツボスミレ類
ウラジロスミレ類
タチツボスミレ類
イブキスミレ類
ニオイスミレ類
ニョイスミレ類
ツクシスミレ類〔ほか〕
著者等紹介
山田隆彦[ヤマダタカヒコ]
1945年、兵庫県生まれ。同志社大学工学部卒業。日本植物友の会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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吉田あや
69
スミレ科には23属約800種もが存在し、その大半の約500種が木本であり、草本を含む属は僅か3種とか。多くは南アンデス山麓に分布が集中し、属レベルの文化の中心と見られている。北半球に進出する為に寒さ対策で木から草になったという説もあり、それを立証するかのように日本では多年草しか分布しておらず、60種(細かく品種まで見ると220種)が自生している。このハンドブックには日本全国で見られる自生するスミレ全種と、ほぼ全ての亜種・変種など107種類が掲載されている。(⇒)2021/06/06
roatsu
17
ありそうで無かった、スミレに特化のありがたいハンドブック。眺めてみると同じような外見でも本当に多様な種類があることに驚く。これはピタリと言い当てるのに苦労するわけだ、と。高尾山の様な野山で春を告げ、盛夏の白馬岳の岩場にも咲く可憐な花々を一冊で網羅できる楽しい一冊。重宝したい。2017/05/09
ちが
1
写真が大きく、葉の様子もわかりやすい。図書館で借りたけど、買って手元に置いておきたい。2017/07/23
Misaki
0
一冊まるごと全部スミレです。厚さの割には高価な本ですが、ある程度まともにスミレを同定しようとするとこの位の本は必須と言えるでしょう。構成も非常に使いやすく、図版もポイントを押さえてあり、種の同定に役立ちます。スミレ好きなら持っていて損はありません。☆☆☆☆☆2014/09/15
prosecco
0
ちっちゃなスミレ好きなので。