内容説明
生きものは減ったり増えたり。どんなふうに変化する?どうして変化する?変化するとどうなる?生きものの数の変化に気づいたら、それは生態学への第一歩。日本生態学会主催、第12回日本生態学会公開講演会企画委員会の企画による公開講演会「数えることで見えてくる!―生物の数の不思議」(2009年3月20日開催)の講演内容をまとめた。
目次
生きものの数はなぜ変わる?動物の数から何がわかるのか?―個体群生態学への招待
ブナの豊作は予測できる?森林の結実を測り、予測する―ブナ豊凶の全国予報への途
ブナの豊作予測でクマとの共存の可能性を探る クマとブナの微妙な関係
素数ゼミというけれど、どうして「素数」なのだろう?素数ゼミの秘密
食卓の魚に変化が!サンマはいつまで豊漁か?―漁獲量の変動と環境にやさしい漁業の未来



