内容説明
白秋・山頭火・鏡花・露伴・蕪村・其角・去来をはじめとする“鳥のうた”を多数収録。鳥の異名や季語を充実させ、資料的価値を高めました。鳥に関する文化・文学・歴史だけでなく、その生態に関する記述も含むまったく新しいスタイルの図鑑です。豊富な写真は鳥の識別にも威力を発揮します。1項目読み切りなので、好きなときに好きなところから読み始めることができます。ことばのリズムを大切にしており、音読や読み聞かせにも向いています。
目次
第1章 鳥は鳥として―誇り高き鳥類 そのいとなみとくらし(飛鳥の翔けり;鳥雲に入る ほか)
第2章 水鳥くぐる―生命のゆりかご水辺 目にも涼やかな水禽のくに(翡翠;赤翡翠 ほか)
第3章 小鳥さざめく―深山で庭先で 人に幸せをもたらす小禽のくに(時鳥;郭公 ほか)
第4章 高鳥かける―悠久の大空 疾く猛く天界を奔る猛禽のくに(懸巣;鵲 ほか)
第5章 鳥のくにと人のくに―古今東西 鳥のいない地球なんて考えられない(美しき鳥は何鳥;家つ鳥 ほか)
著者等紹介
中野泰敬[ナカノヤスノリ]
学生時代に見たルリビタキにひと目惚れして、バードウォッチングにはまる。現在は、野鳥写真家として活動するかたわら、バードウォッチングツアーの講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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