目次
バードウォッチング・カレンダー(3月 里山の春;4月 亜高山帯で夏鳥のさえずりを楽しむ;5月 里山の夏鳥;6月 住宅地の雑木林で子育てをする小さな鷹、ツミ ほか)
Field Note―2004年1月~2006年3月(渡良瀬遊水地(埼玉県)
東京都立川市 都会に住む猛禽たち
里山に春が来た!武蔵野丘陵(東京都)
里山を渡る夏鳥たち武蔵野丘陵(東京都) ほか)
著者等紹介
水谷高英[ミズタニタカヒデ]
1951年、岐阜県に生まれる。武蔵野美術短期大学卒業。テレビ局勤務ののち、フリーのイラストレーターとなる。幼児向け教育絵本などを経て、現在は野鳥イラストを中心に図鑑、雑誌、広告を手がける。『みる野鳥記』(あすなろ書房)で、第40回産経児童出版文化賞を受賞、サントリーの新聞広告で、第21回読売広告大賞読者大賞を受賞。日本野鳥の会会員、NPO法人自然環境アカデミー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
b☆h
36
以前読んだ本で紹介されていて、ずっと読みたかった一冊!スケッチブックを見せてもらってるようで、とても楽しくて隅々まで見ながらゆっくり読み進めた。鳥だけじゃなくて景色や虫、生き物も描かれている。知ることは世界の解像度を上げる、って言葉を噛み締めながら読み終えた。読めて良かった。2024/01/20
booklight
20
BIRDERに連載のフィールドノート。フィールドノートなので、記録がメイン。絵が中心で、簡単な鉛筆ラフから彩色したもの、図鑑用の本気モードまで幅広く鳥の絵が掲載されている。絵が非常にリアルで見ているだけで楽しいし、フィールドノートとして観測地の全景や植物、昆虫なども描かれ、簡単なメモが記されている。こんなふうに描くのかとか、こんな観察しているのかとか、絵とバードウォッチングの勉強になる。中~上級者向けといった感じで読み物としてはちょっと敷居は高いが、なるほど、こういうノートを作っていくのも面白いなぁ。2020/08/15
わらわら
8
四季それぞれのフィールドノート。すべて絵で描かれています。優しさのタッチ、色。野鳥も見事だが、フィールドの景色、山、海、池、林、森も爽やかな絵画です。表紙の野鳥たちを見るとその思いがわかります。はがきに真似して描こうと思ったが…絵は描くうちに上手になるとまずは円を描けとテレビできいた。この本をテキストにして練習してみると野鳥の名前も居場所もわかるようになるかも一石二鳥です。作家さんの水谷高英さんは一つ年上、美術学校卒業です。2021/06/17
ヘムレンしば
3
最近バードウォッチングにハマってまして、近くの公園などに鳥を見に行っているのですが、この本のようなスケッチを描けるようになりたいです。綺麗に仕上げられたイラストのみならず、えんぴつで描いたそのままの絵も掲載されているのですが、その場の土や草、風の匂いも込められているように感じます。初心者な私はまずは双眼鏡で鳥を見つける所から。お薦めのコクヨのセーY3のフィールドノートもGetして、いろいろ書き込んでますけど、絵心の無い私には、ほとんど何も描けないといった感じです。鳥を見て描く前に、絵を見て練習するかなー。2015/03/07