目次
第1部 人間の進化(人間が何らかの下等な種に由来することの証拠;人間と下等動物の心的能力の比較;人間と下等動物の心的能力の比較について(続き)
人間がどのようにして何らかの下等な形態から発達してきたかについて
原始時代および文明時代における、知的・道徳的性質の発達について
人間の近縁関係と系統について
人種について)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
2
第1章「人間が何らかの下等な種に由来することの証拠」から始まり、ヒト科同様他の生物も集団形成する中で変異が生まれ、生存のための競争が生じるという本書の仮説は、人間以外の生物にも社会を認め、宗教的に人間と人間以外の生物の間に引かれた差別を並列化する。「 Descent 」(訳者は表題を「進化」と訳すが「血統」の意味)の探求は「人間」の特権を無効にする。この仮説の背景には世界を巡った著者の奴隷制への嫌悪にあるという(デズモンド,ムーア)。一方この探求から淘汰の問題が現れ、社会内での同種間の性差の検討が始まる。2017/09/14
yoi
1
暑い日、ドトールで。沈没。でも、人間は、それほどサルから、遠くないって、知った。2009/08/31