内容説明
本書は、いまの子どもの姿や親と教師の子育て・教育の状況とをきり結んで教育基本法「改正」の問題を考える一つの材料として書き進めている。
目次
第1章 戦後最大・最悪の「教育改革」と教育基本法(マスメディアも統制されている!;子育て・教育実践と教育基本法)
第2章 学ぼう!生かそう!教育基本法(教育の目的;教育の方針;教育の機会均等;義務教育;男女共学;学校教育;社会教育;政治教育;宗教教育;教育行政;補則)
第3章 「見直し」答申の問題点―全体をとおして(新しい時代とは;だれのための教育基本法;民主主義のルールは守られているか;憲法との関係)
資料(中教審答申―「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」;どの子も伸びる研究会「めざすもの」(改訂案))
著者等紹介
河瀬哲也[カワセテツヤ]
1944年滋賀県に生まれる。1967年三重大学教育学部卒業。滋賀県内の公立学校に勤務。1983年滋賀県同和教育研究会専従事務局員として出向。(この間、1988年度から1991年、同研究会事務局長)。1992年滋賀県内公立学校に復帰。1993年26年間の教師生活に終止符、退職。1994年から、どの子も伸びる研究会事務局長。部落問題研究所理事。教育誌『どの子も伸びる』編集長。1984年から1998年まで、滋賀大学教育学部・鳥取大学教育学部非常勤講師。2001年から、部落問題研究所常務理事
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