内容説明
教師がはじめた新たな「学校づくり」への試み。本書は、1997年度、湯川小学校六年一組のみんなと過ごした一年間を中心にまとめたもの。
目次
第1章 「荒れ」「学級崩壊」を克服する授業づくり(子どもたちの願いにこたえる授業づくり;ほっとする子どもの作品での授業―生活綴方の授業とその役割;「今日の授業、最低!」―人間のやさしさを学ぶ文学の授業;自信をもっておすすめする歴史の授業―社会認識を育てるために)
第2章 揺れ動く子どもたちを「受けとめる」(子どもたちだってゆっくりしたい―子どもたちの生活に「ゆとり」を;「受けとめる」で「荒れ」「学級崩壊」の克服を;六年一組の子どもたち)
第3章 多忙な学校、あきらめない挑戦(教師の願いは「ゆとり」と「やりがい」―子どもと教師のねがいに基づく自主編成;「ゆとり」をつくりだす―年間3週の計画をつくる国語科;子どもたちとじっくりかかわりたい―生活綴方の実践;教職員集団づくりと教師の多忙化)
第4章 教師として
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- 和書
- 個体と主語