目次
近代都市史研究の方法と課題
近代大阪への展開をみる一視点
明治前期大阪における青物の流通と商人
明治前期の「町村」―西成郡難波村の土地所有構造
工業化初期における大都市周辺の地域社会と近代都市地主
大阪市営水道の拡張と接続町村―西成郡鷺洲村・町の地域開発と水道問題を手がかりに
米騒動後の都市地域支配と方面委員の活動
戦間期における未解放部落の社会構造と地域支配構造―一九二〇~三〇年代の南王子村
外島保養院の移転と患者自治
戦後泉北における教員組合運動と地域社会
著者等紹介
広川禎秀[ヒロカワタダヒデ]
1941年生まれ。1971年京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。京都大学文学部助手、大阪市立大学文学部講師、同助教授を経て、1988年同教授となり、2005年定年退職。大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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