内容説明
部落問題はいま、静かな史実の世界へと旅立とうとしています。民主主義の成果です。被爆者の願いは未だ実現せず闘いはいまも続いています。福島は、この国民的課題および人類的なふたつの課題を背負い、全国の仲間とともに今世紀をとおしてよく奮闘してきました。世紀末に当たり諸活動の一端をまとめ本書と致しました。
目次
序にかえて 軍都・広島と庶民
1 わが町「ふくしま」
2 福島の原爆災害
3 原爆症
4 福島の被爆者
5 戦後、福島の解放運動
著者等紹介
田阪正利[タサカマサトシ]
1927年呉市に生まれる。現在福島生協病院名誉院長。著書『地域民主主義を問いつづけて』(共著、部落問題研究所)他
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