内容説明
公益社団法人部落問題研究所は、やがて80周年を迎える。1966年朝日賞受賞の直後、「解同」の一部によって占拠された文化厚生会館事件により困難をきわめたが、研究面で『水平運動史の研究』(全6巻)をはじめ、創立60周年の『部落問題解決過程の研究』(全5巻)まで共同研究を推進し、さらに『部落』(現・『人権と部落問題』)は977号に、紀要『部落問題研究』は246輯に、単行本は千点近く発行してきた。
目次
第1章 八鹿高校事件の舞台と全体像
第2章 生徒がつづる八鹿高校と高校生活
第3章 教師がつづる八鹿高校の教育
第4章 日本教育の青春と同和教育
補章 八鹿高校事件と高校部落研
終章 八鹿高校事件を理解するために
著者等紹介
東上高志[トウジョウタカシ]
1930年京都府奥丹後地方の一寒村にある禅寺の次男に生まれる。1999年雪深い京都市の僻地、久多に移住。晴耕雨読の生活に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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