内容説明
若き日の試論やゴム工員(雑役)として汗を流した労働牧師時代の日録を含む最新のエッセイを収録。
目次
第1部 賀川豊彦と神戸(賀川豊彦と神戸―KAGAWA GALAXY)
第2部 助走・探求の日々(結婚家庭と小さな家の教会―「仁保教会・野洲伝道所時代」;賀川豊彦の息吹きを受けて―「神戸イエス団教会時代」)
第3部 新しい生活の中から―番町出合いの家の創設(働くこと・生きること―『日録・解放』一九六七・一二~一九六八・五;『週刊・友へ―番町出合いの家から』;モグラ暮らしの中からの小さな発言;現代の危機と革命神学)
第4部 部落問題の解決と番町出合いの家(部落問題解決の偉業に学びつつ―「番町出合いの家」の小さな実験のなかで;杉之原寿一先生の人と業績への回想;朝日新聞の連載「差別を越えて」を読む)
著者等紹介
鳥飼慶陽[トリガイケイヨウ]
1940年鳥取県倉吉市関金町生れ。南谷小学校・鴨川中学校・倉吉東高校を経て、1964年同志社大学大学院神学研究科卒。日本基督教団仁保教会・神戸イエス団教会を経て、1968年より「在家労働牧師」の実験として「日本基督教団番町出合いの家伝道所」を開設、今年創立50年を迎える。その間、ゴム工員・神戸市社会教育課嘱託・神戸部落問題研究所(のちに社団法人兵庫人権問題研究所)・阪南大学・中京女子大学・神戸保育専門学院・神戸市外国語大学・甲南女子大学で非常勤講師、神戸自立学校世話人、神戸ワーカーズコープ・兵庫県高齢者生協・滝沢克己協会・社会福祉法人駒どり・社会福祉法人きょうどうの各理事、社会福祉法人イエス団の評議員など務める。第一回賀川賞受賞(2009年)。現在、地元の「NPOまちづくり神戸」「安心・しあわせネットワーク」「番町地区ふれあいのまちづくり協議会」などに関わりつつ社会福祉法人駒どりの評議員、社会福祉法人きょうどうの理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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