内容説明
国連、ヨーロッパやドイツなどの事例を紹介しながら、個人、文化活動や集団・民族、法やシステム、人間関係と人権教育の関わりを論じた問題提起の書。
目次
第1部 人権教育の国際的動向と課題(人権とは;人権教育という言葉;人権教育の国連一〇年と課題;人権都市への二つの取り組み)
第2部 シチズンシップ教育と人権教育―ヨーロッパとドイツの視点(ヨーロッパにおける人権教育の動向;ドイツにおける人権教育をめぐる議論の変遷;ドイツ・ニュルンベルク市の人権をめぐる取り組み;ニュルンベルク市の職業学校での取り組み)
第3部 日本的人権教育の問題と課題(人権教育の日本的性格の検討;人権教育の布置)
著者等紹介
生田周二[イクタシュウジ]
1955年奈良県生まれ。1986年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。現職、奈良教育大学・附属教育実践総合センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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