出版社内容情報
慶應義塾大学の名物教授が楽しく生きてきた88年の人生を書き下ろす!
?外交史研究者として
?大リーグ、東京六大学野球、プロ野球の面白さの伝道者として
?送り出したたくさんの学生との絆を大切にする教育者として
?軽妙洒脱なエッセイスト、コラムニストとして
今なお知的好奇心を絶やさず活躍している池井教授の魅力が満載の一冊
目次
◎第一章 我が八十八年の人生
一 出生から大学卒業まで
出生と父の死/教育ママに育てられて/戦争の時代―「欲しがりません、勝つまでは」/戦後の混乱のなかで/六三制、野球ばかりがうまくなり/都立高校から待望の慶應へ/授業、ゼミ、東京六大学野球/落語研究会での活躍/大学院に進学、研究者の道へ
二 アメリカ留学―充実した一年の海外体験
海外留学へ出発/コロンビア大学で学ぶ/ニューヨークの楽しみ方/ミス・ジャパンとの旅―そして恋に落ちなかった/在香港日本総領事館の特別研究員に
三 結婚、母の死、転居
四 海外の大学で教える
コロンビア大学―一九七三年~七四年/テッド・ウィリアムス少年野球学校に体験入学―一九七三年六月/ミシガン大学―一九八一年~八二年/三人の元駐日アメリカ大使を訪問/フットボール、そして冬がきた/神経性胃潰瘍に苦しむ/ミシガン大学で優秀な研究者を発見/台湾の大学で教えた二ヵ月/国際交流の一助―国際教育交流財団選考委員として
五 慶應義塾大学法学部池井ゼミのあれこれ
池井ゼミの発足と懸賞論文応募/個性的な二期生とブラジルでの悲劇/ユニークな卒業論文を読む楽しみ/〝灰色レポート〟騒動、そして期末試験余話/中国へのゼミ旅行―思いがけないハプニングの連続/TBSテレビ「クイズダービー」に出演/池井ゼミOB会の「ちょっといい話」クイズ/一〇大学合同セミナー
六 定年後も大学で教え続ける
清和大学、青山学院大学で教え、第二の定年/カルチャースクールや三田会で知的好奇心を絶やさない
◎第二章 外交史研究者として
外交史をテーマに修士論文を執筆/研究発表など学会活動も熱心に/はじめての著書『日本外交史概説』/政治学科OB・OGへのインタビュー―『政治学科百年小史―師友人物記』の執筆/社会人向けに「戦後日本外交の歩み」を講義する―『語られなかった戦後日本外交』の刊行/のど自慢から考える日台関係を論文にまとめる/弔問外交の研究―蒋介石総統の死去と日本の対応/初めての翻訳は日本の外交交渉を取り上げた博士論文―『根回し、かきまわし、あとまわし―日本の国際交渉行動の研究』
◎第三章 野球に魅せられて
一
内容説明
慶應義塾大学の名物教授が楽しく生きてきた88年の人生を書き下ろす!今なお知的好奇心を絶やさず活躍している池井教授の魅力が満載の一冊。
目次
第1章 我が八十八年の人生(出生から大学卒業まで;アメリカ留学―充実した一年の海外体験 ほか)
第2章 外交史研究者として(外交史をテーマに修士論文を執筆;研究発表など学会活動も熱心に ほか)
第3章 野球に魅せられて(アメリカ野球の魅力;早慶戦と東京六大学野球 ほか)
第4章 エッセイとコラムを書く面白さ(逃げた小鳥;サイズの革命 ほか)
著者等紹介
池井優[イケイマサル]
慶應義塾大学名誉教授。1935年東京都生まれ。法学博士。専門の日本外交史のほか日米の野球の歴史にも詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。