出版社内容情報
太田 茂[オオタ シゲル]
著・文・その他
内容説明
最盛期3万人を擁したOSS(Office of Strategic Services)の設立から、世界各地での諜報工作や破壊工作の実情、そして戦後解体されてCIA(中央情報局)が生まれるまで、諜報機関の視点からの第二次大戦裏面史!
目次
第1章 OSS、三つの大作戦(OSSが真価を発揮したサンライズ作戦;ミルトン・マイルズと戴笠の友情と戦い ほか)
第2章 OSSとは何か(「ワイルド・ビル」ことドノヴァンの野望とOSSの設立;COIからOSSへ ほか)
第3章 OSSの作戦の光と影―第二次大戦裏面史(北アフリカ戦線―ドゴール派と反ドゴール派の対立の中でも上陸作戦に成功;スペインへの上陸作戦に大失敗したOSS ほか)
第4章 中国を混迷させたOSS(中国への進出を企てたドノヴァン;戴笠に対する評価の対立、戴笠の台頭、ミルトン・マイルズの登場 ほか)
第5章 OSSとCIA(ドノヴァンの野望の挫折とOSSの解体;CIAの設立 CIGからCIAへ ほか)
著者等紹介
太田茂[オオタシゲル]
1949年福岡県生まれ。京都大学法学部卒。現在、虎ノ門総合法律事務所弁護士。1977年大阪地検検事に任官後、西日本、東京等各地の地検、法務省官房人事課、刑事局勤務。その間、1968年から3年間北京の日本大使館一等書記官。法務省秘書課長、高知・大阪地・高検各次席検事、長野地検検事正、最高検総務部長を経て、2011年8月京都地検検事正を退官。早稲田大学法科大学院教授、日本大学危機管理学部教授を8年間務めた。剣道錬士七段。令和2年秋、瑞宝重光章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Masayuki Shimura
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